発表の長い人

 発表の長い人がいる。長いと感じるということは大体内容が面白くないあるいは興味がわかないという場合が多い。話が長くても引き込まれてしまうような発表の場合もあるが、この場合はもっと聴きたいと思い苦痛など感じないものだ。長く面白くない発表に共通する話し方の特徴は同じような観点の話を違う角度から何度も話をするようなものが多い。通常この種の話し方はその結論が正しいかどうかを明確にするために、こっちから見てもあっちから見てもそうなるという例を示すために使われる手法に使われる場合が多いようにと思うが、面白くない話をする人の話し方はわかりきった結論を何度もこれでもかと言い方を変えて訴えるようなしゃべり方をするように思う。しばらく聞いていると「もうええわ。わかったんで早く止めてくれ」と思ってしまう。この人たちの頭の中にはある正義が存在していると思う。「話は長いほど良い」という考え方だ。一般的に立て板に水の如くとうとうと話をする人種に政治家などがいる。彼らは講演か何かに招待されて話をしに来るが、いわゆる先生と呼ばれる人は幅広い知識や見識を持っていて、物事を色々な角度で語れる人材だと思われようとする。するとそんな先生が数分で話を終わったのでは恰好がつかないので少なくとも10分以上はしゃべらないとということになる。そしてネタがつきそうになると、途中しゃべった自分の得意な話題に戻って時間を稼ぐのがよくわかる。私は会社員時代の後半人前で訓辞をするという経験があったが、こうした「聞く側の論理」を尊重して話は短く簡潔に行った。もっとも話すネタもあまりなかったが。

職場によくいる長いが中身のない発表をする人

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