海外での確定申告

 確定申告という作業がある。幸い日本でサラリーマンをしている40年間は自分でこの作業をすることはなかった。駐在員として海外で働くようになってからも、マレーシア~オランダではこの作業を経験することはなかった。おそらく会社が私に代わって面倒な計算等をしてくれていたのだろう。ただ同じ欧州でもイギリスに駐在していた人は確定申告の書類作成で四苦八苦していたのを聞いていた。それから米国に移ったが、米国から日本へ帰任する時期が12月をまたぐ頃で、日本でこの確定申告の書類を作成する必要が出てきた。ややこしかったのは、米国では事務部門が1箇所、工場が3箇所に分かれていたが、働く場所ごとにどういう交通手段で行ったかやどれだけの費用がかかったかなどを分類する必要があったし、現地でもらう駐在員手当と日本でもらう給料の内訳をしっかり分類し、米国に払うべき最終的な税金額を計算する必要があった。日本へ帰ってからこの計算を日本の職場でやらなればいけなかった。そして日本で3年間を子会社で過ごした後定年退職を迎えた。定年後はこの確定申告は自分でやらなければいけないと聞いた。しかしすぐにアルバイトである会社に就職したのでしばらくはこの面倒な作業は免除される見込みだ。ただアルバイトで3年を経過した頃、売りに出していた京都の実家が売れることになり、生まれて初めての確定申告を行った。大変びびって書類作成の説明会に行ったが、案ずるより産むが易しだった。結局(実家の販売価格―かかった経費)x(決められた税率)で作業は粛々と終わることができた。

こんな書類に延々と必要事項を埋めていく作業を行った

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