ESTAやETAで苦労した

 海外渡航の際にビザ代わりに渡航証明書となる簡易書類を取得する手続きがある。米国ではESTA、カナダではETAと呼ばれるものである。駐在員時代2回この書類に泣かされた。1回目はマレーシアから米国へ行く時のことだった。日本から米国に行く際にESTAという書類がいることは知っていたが、マレーシアに駐在していた頃には全く忘れていた。またマレーシア工場でもマレーシアから米国に行く人などいなかったのだろうが、こうした書類が必要なことなど誰も自覚していなかった。マレーシアから香港経由で米国に入る計画をしていたが、香港で次の飛行機に乗るのをキャンセルされてしまった。香港空港で飛び立つ飛行機を恨めしく思いながらマレーシアの事務部長に電話して「もうマレーシアに帰るから帰りの飛行機を準備してくれ」と怒鳴った。あわてた事務部長さんが「ESTAという渡航証明書を今から作りますからしばらくそこで待機して下さい」と言われ数時間待ったが、最終的に8時間遅れで米国へのフライトに乗ることができた。もう一つはオランダからカナダ経由で米国に行った時のことだ。この時は私のミスでカナダ入国にETAという証明書がいることなど知らなかった。これがなければこの便には乗れないことがオランダ出国前にわかり、空港で絶望的な気持ちで英語のETA取得手順をスマホで見ながら何とか書類を仕上げ、無事定刻までにフライトに乗ることができた。今から思えばまさに「火事場の底力」で何とか英語の書類を作成することができたが、運が良かったとしか言いようがない出来事だった。これからは益々他国への渡航に関しては厳しくなる時代でありこうした手続きは見落とさないようにしないといけない。

海外渡航には「渡航許可証」を申請する必要がある国がある

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